タイの結婚相談所「MEETNLUNCH」を利用してみた【1】

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知人の付き添いで「MEETNLUNCH」という結婚相談所に行ってきました。
MEETNLUNCHはタイでナンバーワンの結婚相談所とウェブサイトにも記載がありますが、そもそも何のナンバーワンかは分かりません。
また、ここ以外にも何件か「タイでナンバーワン」を謳う業者が複数あるのがタイらしいです。

MEETNLUNCHは問い合わせただけでは資料を一切もらえませんし、価格も一切教えてくれません。全ては訪問して面談してからとのことです。
訪問しても面談無しでは資料は一切もらえません。

何がいくらかかるのか参考値すらもらえないので、非常に心配ですし、価格によっては無駄足になる可能性も高いです。
そのため、他の業者数件にも連絡しましたがすべての業者が同じ対応でした。これがタイの結婚相談所の基本システムのようです。

面談の予約も結構埋まっているようで、まず電話で事前予約をするように指示されました。
電話予約時に、スターバックスのドリンクを一杯無料で提供するので、コーヒー、他のドリンク、味付けやトッピングはどのようなものが好みか細かく聞かれました。
面白いサービスだなと思いましたが、実際の訪問時に出たのはグラスに入った水のみでした。

MEETNLUNCHの場所はBTSチットロム駅に直結しているAmarin Towerの8階です。Erawanの手前、Gaysornの向かい側という位置です。
Amarin Plazaと内部で接続されていますが、エレベーターやエントランスは別になっています。

手前がAmarin Plazaで奥に見えるビルがAmarin Towerです。
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このディレクトリボードがあるのがAmarin Towerで、その横のエレベーターで8階にあがります。余談ですがエレベーターが閉まるまでの時間が異常に短く毎回誰か挟まっていました。
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8階を降りて左側に進んで右側です。JCBのオフィスと同じ階でした。
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まず、オフィスに到着してカウンターで名前を告げると、外部からは見えないように仕切られた個室に通されます。室内にはガラステーブルがひとつ、テーブルの上には造花と雑誌。そしてテーブルを囲うように大きなソファと小さなソファがあります。壁にはMEETNLUNCHのスローガンが掲げてあり、監視カメラがひとつ。

しばらくすると、化粧バッチリ、カラコンを入れた非常に信頼できない感じのコンサルタントが登場しました。日本の場合ですと結婚相談所のコンサルタントは、本人も結婚していて安心感を与えてくれるような容姿が好まれると聞いたことがありますが、タイでは関係無いようです。

そして、ノートもフォームも持たずにiPadだけで登場したコンサルタントが唐突に尋問に近い面談を始めます。細かく好みや過去の恋愛経験などを質問してくるのですが、その際一切メモも取りません。天才なのか、それとも馬鹿にしているのか少し悩みましたが、理由は後程分かりました。
そして、どう贔屓目に考えても脈略のない、重複のある質問が終わった後、やっと詳細の説明となります。
資料はiPadの中に全てあり、契約書を除く書類はやはり渡せないとのこと。

まず、MEETNLUNCHの紹介があります。オフィスは東南アジアを中心に五ヶ国有り、シンガポール、香港、タイ、マレーシア、インドネシア。名刺で確認したところ、マレーシアはクアラルンプールとペナンの二ヶ所あるようでした。タイでナンバーワンの結婚相談所であり、13年の歴史を持つとのこと。しかし、いままでの成婚率や年間の成婚数の記載はなく、質問してもはぐらかされたような感じとなりました。また、何を持ってナンバーワンなのかも質問しましたが玉虫色の回答でした。

その後、紹介プロセスについての説明があり、実際の利用者だという成功事例の紹介があります。この事例紹介時に「登録制の出会い系サイトを利用したけれどうまくいかなかった人が、MEETNLUNCHで結婚した」というものがありました。やはり、競合は同業者に加えて出会い系サイトの様です。

オフィスに入るとすぐにカウンターがあります。
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待合いスペース?メディア紹介事例などが飾られています。
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この奥に面談用の個室があります。
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個室の中、大きなソファがひとつ。
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テーブルを挟んで一人がけのソファがふたつ。テーブルの上には造花と雑誌。
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造花アップ。
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雑誌アップ。
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壁にかけてあったスローガン。
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FREEWIFI。
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監視カメラ。
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名刺には「Love is My Passion」とあります。
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名刺裏面には関連サービスの紹介。
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公式サイトより、紹介プロセス。
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一通り会社説明が終わった後、質問があればどうぞと言われましたので「実家への送金」について聞いてみました。タイにおいては年金制度はあるにはあるものの機能していないし、子どもが実家の親へ送金するのは一般的なことです。その相場観について質問してみたところ、以下の様な頓珍漢な回答しかもらえませんでした。

私「実家への送金はどれぐらいするのが相場ですか?」
コ(コンサルタント)「皆さん働いている方が多いのでその心配は不要です。」

私「例えば、結婚して子供ができるなどの理由で働かなくなった場合、それが一時的にしろ恒久的にしろ、その今送金している額を肩代わりしないと親御さんは生きていけないですよね?送金しなくていいんですか?」
コ「それはとてもセンシティブな内容なので・・・」

私「センシティブですかね?極めて現実的な話だと思うんですが。まあいいです。では、あなた個人のケースについて聞かせてもらってもいいですか?拒否してもらってもいいです。」
コ「私ですか?私は親がチェンライに居ます。」

私「はい、それで送金していますか?」
コ「送金はしています。」

私「送金額は月にいくらですか?」
コ「うーん、いろいろですが、10000バーツから20000バーツですかね。」

私「そうですか。そんなに必要なんですか?」
コ「いろいろ養わないと駄目なので。」

私「働いていない家族が複数いるということですか?」
コ「いえ、母は一人暮らしです。」

私「別に答えなくてもいいんですが、20000バーツも毎月、田舎で何に使うんですか?」
コ「母はお金をよく使う人なので・・・」

私「・・・分かりました。では私からの質問は以上で結構です。」

恐らくですが、コンサルタントは20代後半に見えました。彼女の給与はコミッション制で高額だとしても30000バーツが限界だと思います。普通の給与体系ですと20000バーツ前後が妥当かと思います。綺麗な服を来ていますし、カラコンも入れて髪型もコロコロ変えて(一度下見に来たときと服装、髪型、カラコンの色が違いました。)、家賃や食費を払うと月に10000バーツも絶対に残りません。この送金額を聞いた時、あまりにあからさまな嘘に私も知人も笑ってしまいました。お母さんが病気とかならわかるんですが、「母はよくお金を使う人なので」と言われてはこちらとしては返す言葉が無かったです。

個人的な意見ですが、タイで実際に結婚を考えているのであれば「結納金」と「仕送り」についてはしっかりと事前に話し合うべき内容だと思うのですが、MEETNLUNCHはそうは考えていないということなのだと思います。成果報酬型でもないですし、やはりデートさせて儲けることしか考えていないのかもしれないなと感じました。

そして、その後、非常によく考えられた、難解な料金システムの紹介があります。
大きく分けて4つのパッケージがあり、それぞれにオプション等の違うパッケージがあります。覚えている限りでは計11種類でした。

まずは一番高いパッケージを紹介されます。これでまずアンカーを上げてくるわけですね。

■アンリミテッドデートコース(3年契約)
女性とのデート回数が無制限のコースで、価格は2種類あり、299,000Bと199,000Bです。
高い方はタイ以外の国外支店のデータベースにもアクセスできて、デート指南が2回付きます。
デート前に女性の写真も確認できます。

■6回デートコース(1年契約)
プレミアム、VIP、ベーシックの3種類があり、価格はそれぞれ、89,999B、69,999B、54,999Bです。違いはデート前に女性の写真を確認できるかどうか、デート指南がつくかどうか、専任コンサルタントがつくか、写真の確認が事前にできるかどうか等です。
専任コンサルタント?と思ったのですが、このオプションを付けなければ誰が担当するかは毎回分からず、以前伝えてもらった情報が次のコンサルタントに伝わっていないなどということが発生する可能性があるそうです。これがオプションというのが驚きました。

■3回デートコース(1年契約)
こちらも3種類あり、74,999B、54,999B、39,999Bです。それぞれのコースの名前は忘れてしまいました。分かりやすい違いを言うと、事前に女性の写真を確認したければ74,999Bのコースしか無いということです。

■1回デートコース
こちらも3種類ありましたが、ひとつしか価格を覚えていません。こちらは、3回または6回を売るための価格設定になっていると感じました。一番安いコース、専任コンサルタント無し、事前デート指南無し、事前写真確認不可のコースでデート1回24,999Bでした。

ここで予想通り畳み掛けるように6回か3回を進められ、支払いを行うとその後契約書が持ってこられます。そうです、契約書にサイン時は既に支払後ですので嫌な項目があってももうどうすることはできません。
その後、7枚に及ぶ、登録者、及び求める女性像についての細かい調査票への記入を求められます。ここで理解したのですが、最初のコンサルタントが質問してきた内容は全てここにあります。そこで答えたことをもう一度自分の手で改めて記載することになります。こういうシステムなのでメモも取らずに適当に質問をしていたんだな、ということが理解できました。

その後、突然カメラを持って現れて、写真を撮ると同時に、10秒以内で自己紹介して下さい、はいどうぞ!という感じで有無を言わさず動画撮影がはじまります。
そして、ID(パスポート、卒業証明書、給与証明書)を提出して、『仮』登録完了です。

この後2週間ほどでIDの確認等を行った後、正式に登録が完了してから紹介がはじまるとのことでした。

続きは以下から。
タイの結婚相談所「MEETNLUNCH」を利用してみた【2】

MEETNLUNCH
https://www.meetnlunch.com