Traditional Arts & Ethnology Center (TAEC)

TAEC

場所はルアンパバーン中心地のど真ん中です。少しだけ坂をあがった小高い丘のような場所にあります。

坂の途中にある民家を改築しているので入り口が上がっています。
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エントランスの様子。
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木の彫刻がお出迎え。
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ウォーターサーバーの水にカバーがかけてありました。
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ウェルカム。
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入場料は25,000キープ。
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TAEC10年の歴史。
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10年前の写真。
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ラオスは4つの民族に別れるそうです。
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4つの部族の細かい説明。
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まずはアカ族のコーナーです。

アカの人々は、その故地である中国雲南省北部、チベット方面から、最近200年の間にミャンマー、ラオス、タイ、ベトナムへと南下してきました。文字による記録はありませんが、多くのアカ男性は始祖スミオ(Sm Mi O)にまで遡る、60世代分の系譜を記憶しています。5ヶ国以上に分散したアカの氏族は、この口頭伝承によってアイデンティティーと歴史を維持し、お互いの結びつきを保っています。

アカは伝統的に産地に居住してきましたが、道路や学校、市場が近くにあると生活が便利になることから、最近では低地への移住政策が進められています。
※後述するTAEC日本語資料より抜粋

アカ族の紹介。
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アカ族の民族衣装。黒ベースでオシャレ。
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アカ族のキラキラしたヘッドギア。
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アカ族のアクセサリー。
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アカ族の民族音楽の視聴コーナー。アカ族の音楽は笛と弦楽器の音が印象的でした。
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モン族のコーナー。

ラオスで4番目に大きな民族集団であるモンは、生業の変化、紛争、大規模な移住などの歴史的経緯を経ながらも、適応性や文化的柔軟性を維持してきました。もんは山の頂上に居住することを好み、急な斜面で焼畑農業を営む人々と考えられています。しかし、実際には1810年から1820年の間に他の民族より遅れて中国からラオスに移住してきたため、耕作に適した低地を利用することができず、高地に住むことを余儀なくされた結果、焼畑農業のシステムを成立させたのです。山の頂上はまた、当時の主要な商品作物であるケシを栽培するのに最適な場所でもありました。最近では、ラオスに住むモンは、国外に住む親族との小規模な貿易を始めています。民族衣装、銀製品、薬草、音楽CDを販売すると、大きな副収入が得られるのです。さらに、親族がこのような商品を外国で販売することもあります。

モンの人々は世界中に移住しています。アメリカだけで300,000人以上、フランス、オーストラリア、フランス領ギアナ、カナダ、アルゼンチンにはあわせて約20,000人が住んでいます。モンは移民先でも経済的な適応力や文化的な誇りを発揮し、数世紀以上もアイデンティティーを持ち続けてきました。ラオス国内では、革命後最初のルアンパバーン県知事であったヴェンペット・サイクーヤチョントゥア(Vongpheth Saykeuyachongtoua)氏をはじめとして、政府の重要な地位を担っています。
※後述するTAEC日本語資料より抜粋

モン族の紹介。
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モン族の民族衣装。アカ族より色が多いです。
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アクセサリーがジャラジャラという感じです。
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モン族の民族音楽の視聴コーナー。モン族の音楽はタイでもよく耳にするような音楽で、笛の音とシャラシャラとなる楽器の音が印象的で、女性の歌声の切り方が独特でした。
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タイダム族。

タイ・ダム(黒タイ)はタイ諸語を話す人々で、衣装、精霊信仰、社会的結束などの面で伝統を残しています。女性は、縁を赤や黄色の糸で飾った黒い布を頭に巻いています。これはその女性の未婚既婚の別や、社会的地位、年齢、出身地を表します。とくに既婚女性は、銀製のかんざしで髪の毛をだんごのようにまとめているので簡単に区別できます。ルアンパバーン市のナイトマーケットでは、ルアンナムター県から来たタイダム女性がさまざまな布を売っています。

タイダムの女性は、自ら布を織り、その布で敷布団、枕、掛け布団、カーテン、蚊帳といったすべての寝具を作ってきました。さまざまな織りの技術と天然染色、アップリケや刺繍を施した布を組み合わせることによって、寝具はできあがります。寝具は、ある女性が家庭用品を作るために必要な勤勉さと技術とをもっている証なのです。
※後述するTAEC日本語資料より抜粋

タイダム族の紹介。
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種子を使ったアクセサリーが個性的です。
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タイダム族のベッド。
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タイダム族の民族衣装。
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ベッド上部のアップリケは味がありました。
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タイダム族の民族音楽の視聴コーナー。タイダム族の音楽は太鼓の音がドンドンと重低音で響いていました。
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カムー族。

カムーは、オーストロアジア語族モン・クメール諸語の言語を話す人々であり、ラオスの先住民とされています。現在はラーオ・トゥン(山地ラオス人)と呼ばれていますが、タイ諸語の人々が低地に王国を築き始めた9世紀初頭、山地に移住したと考えられます。カムーは、タイ諸語の人々と長い間交易を行ってきました。米や森林産物、かごを取引することも、また布や鉄、そのほかの生活必需品を作るための労働力を提供することもありました。

カムーの人々には、モンやヤオとは違った氏族関係があります。まず、氏族の系譜をあまり古くまで遡ることがありません。また、氏族にはそれぞれ、動物や鳥、植物などの名前がついていて、結婚できる相手とできない相手を見分けるための基準になります。氏族の名前のもとになった動植物を食べることは禁じられています。さらに、人が訪ねてきた場合、それが初対面であっても同じ氏族の一員と分かれば、丁重にもてなさなければなりません。

カムーの人々は、銅鼓(大きな青銅製の太鼓)を持っていることで有名です。銅鼓は、農業や生活に関する儀礼や壮麗で用いられます。そのほとんどはミャンマーやタイで購入したもので、ひとつ数千ドルの価値があります。現在でも裕福な家族が所有していて、ふだんは家や森に隠しておき、儀礼のときにだけ取り出してきます。
※後述するTAEC日本語資料より抜粋

カムー族の紹介。
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複雑なデザインの民族衣装。
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縁の刺繍とワンポイントがオシャレなカバン。
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カムー族の民族音楽の試聴コーナーについては写真を撮り忘れてしまいました。音楽は仏教の祈祷のようでした。

カゴや帽子の作り方。

なにかしらの葉っぱを乾かして編んでかごを作るようです。
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様々な用途に使われているようです。
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機織り機。
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種子を使ったアクセサリ。
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色付けされる前の種子。
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カゴに使う葉っぱだと思います。
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東南アジア周辺のバッグの紹介。

左からミャンマーのシャン族のバッグ、アカ族(タイのチェンライ産とあります)のバッグ、中国のヤナン県(ミャンマー、ラオスの国境近く)のバッグ。
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左はカムー族のバッグ、真ん中はミャンマーのカチン族、右はミャンマーのシャン族のバッグ。
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世界中の貝を使ったアクセサリーの紹介。
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左から、エクアドル、ボリビア、チリのネックレス。
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左から、台湾、パプアニューギニア、クック島。
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左から、ミャンマー、ミャンマー、マレーシア、マレーシア、フィリピン。
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左から、南アフリカ、ジンバブエ、カメルーン。
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ショップには、見覚えのある製品、ディスプレイ方法がたくさんありました。「マテサイ」やメインストリートにある他のショップで散見した製品等です。全てはTAECが製造元(出荷元)だったようです。

棚の様子。
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見覚えのある象。
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レジ。
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この竹で作られたディスプレイごと様々な店舗に卸しているようです。
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ショップの外側にはセルフ(有料)のドリンクスペースがありました。

これは製品で座ってはいけません。
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機織り機。
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ここは座ってOK。
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水、ソーダ、コーヒー、ジュース等。
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子供用しかありませんが、民族衣装の試着コーナー。
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壁に飾られているファブリック。
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モン族の刺繍。
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ヤオ族のアップリケ。
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モン族の刺繍。
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「Katu」族?の編み込み。
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TAECの日本語の紹介資料。
※6ページが2つあるのはもともとです。

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種子を飾る文化 植物からハンディクラフトへ

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行きも帰りも出迎えてくれた犬。
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評価 

雰囲気
ラオスによくある民家を改築したゆるい感じです。

ロケーション
ルアンパバーン中心地ど真ん中です。

価格
入場料は安いです。

まとめ
山岳民族の衣装や文化が好きな人や、単純にアジアン雑貨が好きな人にもおすすめです。
展示物の量は決して多くないですが楽しめました。
期待値が低かったからかもしれませんが、期待以上でした。