【書評】ダークサイド・スキル 本当に戦えるリーダーになる7つの裏技(木村 尚敬)


【著者紹介】
木村 尚敬(きむら なおなり)
経営共創基盤パートナー(IGPI)取締役マネージングディレクター。グロービス経営大学院教授。モルテン社外取締役。
慶應義塾大学経済学部卒。ベンチャー企業経営の後、日本NCR、タワーズペリン、ADLにおいて事業戦略策定や経営管理体制の構築等の案件に従事。
経営共創基盤参画後は製造業を中心に前者経営改革や事業強化など様々なステージにおける戦略策定と実行支援を推進。
レスター大学経営大学院修士(MBA)、ランカスター大学経営大学院修士(MSc in Finance)、ハーバードビジネススクール(AMP)。

経営共創基盤パートナー(IGPI)
https://www.igpi.co.jp/

【ブックデザイナー紹介】
素晴らしい装丁に敬意を表してブックデザイナーを調べてみました。
いろんな装丁を手がけているようでビジネス本の装丁が多いですね。

新井 大輔(あらい だいすけ)
http://soteiarai.com/

【書評】
タイトルと表紙に騙されました。本書の対象者はミドルマネジメント、いわゆる中間管理職である。また、そのミドルの職場としては利益率が落ちてきている、古くて大きな会社の、良くも悪くも無い中庸な事業部が想定されている。そして、著者曰く、「トップと現場の間に挟まれたミドルこそ、古くて大きな会社を改革するための要」だそうだ。理由は読んでも全く共感できないので割愛。

表のスキル、ブライトスキルだけでは生き残れない時代に、ダークサイドスキルを使って生き抜いていこう!という本だが、ダークな技術も知識も何もでてこない。ひたすら調整力の話ばかり。誰もがわかっているがなかなかできないことを「こうすればよくなりますよ」ともう一度言っているだけ。『どうすれば』実行できるかはどこにも見当たらない。恐らく著者自身自分でやったことがないのだと思う。

その他は、全く脈絡の無い場所で自分が昔ベンチャー企業を経営していたという話が出てきたりする『隙あらば自分語りマン』。実務をやったことがないコンサルではないと主張したいのであろう。

買う必要無し、読む時間の無駄。
しかしアマゾンではベストセラー1位。タイトルと装丁マジック恐るべし。

【まとめ/抜粋】
何も得るものはない本なので抜粋無し。